memo 3/RbnerBlockhaus

ログハウスの省エネ対策

 2020年から300m2以下の建物にも改正省エネ基準が適用され、国土交通使用が断熱構造化が困難とされている建物の中にログハウスも含まれいます。
 ルブナー社には省エネ先進国のヨーロッパの各地に営業所があり、外壁廻りの断熱材や屋根の厚い断熱材のオプションで寒い地域に対応しており、日本の改正省エネ基準に合わせるため、建設したログハウスをベースに外壁や屋根の仕様を変え地域ごとにシュミレーションした結果、1~3地域の寒冷地では断熱二重壁を設置することで省エネ基準に対応できることを確認しました。

【基準となる建物】
  • 建設地 : 長野県諏訪郡原村 ※竣工1992年
  • 規模 : 1階(80m2)、2階(20.42m2)、地下1階(71.75m2)
  • 外壁面積 : 103.49m2
  • 建物の主な仕様
    • ログ材 : Dログ t=92mm(重なり巾=70mm)
      一部角ログ t=92mm(重なり巾=84mm)
    • 屋根断熱材 : グラスウールK16相当 t=80mm
    • 軒の出 : L=1280mm
    • 開口部 : 無垢板雨戸付き木製サッシ(ペアガラス)
    • 1階床断熱材 : グラスウール t=80mm
  • 断熱性能
    • 外皮平均熱還流率 (Ua値):0.90
    • 冷房期の外皮平均日射取得率 (ηa率):2.6
【シュミレーション】
  • 1地域 (~8地域)
    • 外周壁 : TirolA w=70(一部w=84) + 断熱二重壁(木質系断熱材 w=80)断熱二重壁
    • 屋根 : Gw t=200
    • 1F床下(Gw t=80)、開口部は標準仕様
    • 外皮平均熱還流率 (Ua値):0.46 ≦ 0.46
  • 3地域 (~8地域)
    • 外周壁 : TirolA w=70(一部w=84) + 断熱二重壁(木質系断熱材 w=40)
    • 屋根 : Gw t=120
    • 1F床下(Gw t=80)、開口部は標準仕様
    • 外皮平均熱還流率 (Ua値):0.55 ≦ 0.56
  • 4地域 (~8地域)
    • 外周壁 : SchweizA w=108(一部w=122) スイスA
    • 屋根(Gw t=80)・1F床下(Gw t=80)・開口部は標準仕様
    • 外皮平均熱還流率 (Ua値):0.73 ≦ 0.75
  • 5地域 (~8地域)
    • 外周壁 : TirolB w=84
    • 屋根(Gw t=80)・1F床下(Gw t=80)・開口部は標準仕様
    • 外皮平均熱還流率 (Ua値):0.84 ≦ 0.87
    • 冷房期の外皮平均日射取得率 (ηa率):2.6 ≦ 3.0
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    • 外周壁 : TirolA w=70(一部w=84)
    • 屋根 : Gw t=120
    • 1F床下(Gw t=80)、開口部は標準仕様
    • 外皮平均熱還流率 (Ua値):0.86 ≦ 0.87
    • 冷房期の外皮平均日射取得率 (ηa率):2.6 ≦ 3.0
  • 8地域
    • 外周壁 : TirolA w=70(一部w=84)
    • 屋根(Gw t=80)・1F床下(Gw t=80)・開口部は標準仕様
    • 冷房期の外皮平均日射取得率 (ηa率):2.7 ≦ 3.2
  • 参考(ピュアウッドパネル)
    ※ログハウスをベースに開発された無垢板パネルを壁と屋根に使用
    • 1地域 (~8地域)
    • 外皮平均熱還流率 (Ua値):0.46 ≦ 0.46
    • 外周壁 : ピュアウッドパネル t=205
    • 屋根 : ピュアウッドパネル t=208(木質系断熱材 t=80)
    • 1F床下(Gw t=80)、開口部は標準仕様
【地域区分地図】 ※基準となる建物の建設地:
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